オニシバリ(鬼縛り)~笹川流れ

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オニシバリ(鬼縛り)

オニシバリ(鬼縛り)~笹川流れ

3月も中旬を過ぎ、笹川流れの山々の林床では、オニシバリ(鬼縛り)が黄色い花を咲かせています。
オニシバリ(鬼縛り)は、ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の低木で、山地の林床等に生えています。この
植物の特徴は、秋に葉が芽吹き、翌年の夏には葉が落ちてしまいます。夏に葉が無くなる事から「夏
坊主(ナツボウズ)」と言う別名もあります。その他にナニワズ(難波津)と言う呼び名もあります。

鬼縛り(オニシバリ) オニシバリは、ジンチョウゲ科と言う事から、沈丁花に似た花を咲かせます。まだ春に成りきれないこ
の季節、林の中で咲く黄色い花は貴重な植物です。そう言えば昨年には、ナニワズ(難波津)としてご
紹介しています。(笹川流れのWebLog 2009/03/19投稿 ナニワズ(難波津)~笹川流れ

ナニワズ(難波津) 林の中ではこんな風にオニシバリが咲いています。笹等の植物と一緒に林床で生育しています。また
6月~7月頃に赤い実を付けると言う事ですので、注意して観察して行きたいと思います(^_^)v