2010年7月12日

ネジバナ(捩花)とドクダミ(魚腥草)~笹川流れ

Spiranthes sinensis (Pers.) Ames var. amoena (M.Bieb.) H.Hara

Spiranthes sinensis (Pers.) Ames var. amoena (M.Bieb.) H.Hara

ネジバナ(捩花)~笹川流れ


ネジバナ(捩花)って変わった植物ですよね。茎がロープをねじった様になっていて、そこに螺旋状
に花を付けるのですから(笑)

ネジバナ(捩花)は、空き地の草地や道端等で良く見られる植物です。ちょっと以外ですが、ラン科ネ
ジバナ属の多年草との事です。花色はピンクで小さいですが、沢山付けます。ねじりは右巻き、左巻
きがあるそうです。

Houttuynia cordata

Houttuynia cordata

ドクダミ(魚腥草)~笹川流れ


そして今日二つ目の植物が、ドクダミ(魚腥草)です。意外と可愛い花を咲かせますが、ブログ等でも
良く取り上げられる植物ですね。

ドクダミは、ドクダミ科ドクダミ属の宿根草です。近付くと独特の臭いがあるのが特徴です。このドクダ
ミ、実は十薬と言う名で生薬として古くから利用されている植物です。煎じて飲めば利尿作用に、擦
り傷、湿疹等には生葉をすり潰して付けると良いそうです。

2010年6月21日

シラン(紫蘭)~笹川流れ

Bletilla striata Reichb. fil.

シラン(紫蘭)~笹川流れ

先日、近くの畑でシラン(紫蘭)が綺麗に咲いていましたので、撮影しました。
シランは、ラン科シラン属の多年草です。日本、中国、台湾が原産の植物で、名前の通り紫色の花
を咲かせるランの仲間である事から名付けられたそうです。野生の物は日向の草原、湿地帯、崖の
上等でみられる様です。日本では現在、園芸品種が出回っていますので、各地で野生化しています
ので、極普通に見られる植物ですね^_^

Bletilla striata Reichb. fil. 野生の物は絶滅危惧種に指定されているシラン。と言っても園芸品種が出回っていますので、野生
か、園芸品種かを見分けるのは困難な様です。シランは、ラン科の植物には珍しく、寒さ暑さにも強
く、乾燥、湿地にも適応する極めて丈夫な植物です。
鱗茎(りんけい)は、漢方薬の生薬としても利用されています。

花の中心が口の様に波型になっているのがユニークな花です。

2010年5月17日

ムラサキケマンとミヤマキケマン~笹川流れ

Corydalis incisa

ムラサキケマン(紫華鬘)~笹川流れ

今日は、笹川流れの山で咲いている良く似た植物をご紹介致します。
一つ目はムラサキケマン(紫華鬘)です。ムラサキケマンは、ケマンソウ科キケマン属の越年草で
す。4月~6月頃にかけて、紫色の独特の花を咲かせます。果実が熟すと手等で触れると種を弾き
飛ばします。
種にはアリが好む物質が付いていて、これを食べたアリによって残った種子が散布されます。 Corydalis pallida var. tenuis

Corydalis pallida var. tenuis

ミヤマキケマン(深山黄華鬘)~笹川流れ

そしてもう一つが、上の画像のミヤマキケマン(深山黄華鬘)です。やはり笹川流れの山で咲いている植物です。先のムラサキケマンの花色違いとも言える植物ですね。やはりケマンソウ科キケマン属の越年草です。
このミヤマキケマンと先述のムラサキケマンに共通して言える事は、どちらも有毒植物だと言う事です。間違っても食べない様に!です(^^ゞ

2010年5月15日

春の夕日~笹川流れ

The setting sun of the spring

春の夕日~笹川流れ

この頃の天候不順の為、5月の中旬と言うのに、異常に寒かったりする日が多くて、カラッと晴れる 日が少ないですね。
そんな中、GWも終わって一段落して、ある日の夕方を迎えました。
遠く粟島に沈む夕日を撮影する事が出来ました。

The setting sun of the spring
この日の日中は天気が良く、波も穏やかで絶好のクルーズ日和となりました。
先日5月3日は、(有)笹川流れ観光汽船の夕暮れクルーズが、開催となりました。GWの連休中
と言う事もあり、沢山のお客様にご乗船頂きました。
この時期の夕日は粟島の付近に沈みます。季節によって太陽の沈み所が違って来ます。

次回の夕暮れクルーズは、5月23日(日)の午後6時頃の出航予定となっております。
インターネットからのご予約も可能となっておりますので、どうぞご利用下さい。

The setting sun of the spring
夕日が沈む頃ですが、冬時期に比べ随分と遅くなっています。遠くトンネルが開いているのが、
鳥越山です。笹川流れは、この鳥越山から十数キロにわたる海岸線を言います。陸上からはトンネ
ルが多いですので、海上から見る陸の景色が素晴らしい所です。

これから夏に向けても夕日が綺麗な時期です。次回も撮影する事が出来たら良いな~(*^_^*)

2010年4月16日

梅開花と鬼縛り~笹川流れ

Prunus mume

梅の開花~笹川流れ

新潟県内でも上越の方から次々と桜の開花が伝えられています。ここ笹川流れでも、桜が咲いてい
る木もチラホラ出て来ました。

それでは早速桜の花を・・・と言いたい事ですが、未だこちらでは桜が綺麗に咲いていません。
その前に先日笹川流れ近くの山で撮影した、梅の花をご紹介致します。

Prunus mume
梅の花は桜の影に隠れがちですが、実際はとても綺麗で可愛い花を咲かせますよね。
表現は難しいのですが、私は梅の花の優しい感じが好きです(*^^)v
桜より一足先に咲いた梅花。未だ寒いながらも心をほんのり温めてくれました。

Daphne pseudo-mezereum

オニシバリ(鬼縛り)~笹川流れ


オマケに?先日もご紹介しました、オニシバリ(鬼縛り)をUP致します。この頃になると、周りにはカ
タクリ、ショウジョウバカマ、山葵等々の花が咲いていますので、オニシバリの周りも少し賑やかに
なりました。中でも黄色い花を咲かせるオニシバリもしっかり存在感がある植物です。

夏になると葉を落として坊主の様になってしまう事から、「夏坊主」とも呼ばれている植物です。その
夏にも撮影してみたいですが、夏場は周りの草も生い茂りますから「夏坊主」を見つけるのは難しい
かもしれませんね^_^;

2010年4月 5日

カタクリ(片栗)~笹川流れ

Erythronium japonicum Decne.

カタクリ(片栗)~笹川流れ

笹川流れの近くの山にカタクリ(片栗)が花を咲かせ始めました。例年並みの早さでしょうか。
寒さの中でも、春の花は咲く時を知っている様です。
まだ咲き始めで、開いている花は見当たりませんでした。もう少しすると、満開の時を迎えるのでしょ
うね。

Erythronium japonicum Decne.

カタクリ(片栗)の芽

所々、カタクリ(片栗)の芽が地中から出始めていました。まだまだカタクリの花を楽しめる時があり
ますね。上の画像はカタクリの花芽です。今地中から次々と芽を出している所です。

カタクリ(片栗)は、ユリ科カタクリ属の多年草です。林や森の林床に生育します。下向きに咲く紫色
の花が印象的な花ですが、春先に開花、結実して、夏には地上部が枯れてしまいます。こう
言った植物を「春植物」と呼ぶそうです。

カタクリの球根(正確には鱗茎)には、良質のデンプン質が含まれており、その成分を抽出・乾燥さ
せたものを、昔から片栗粉として利用されています。今ではジャガイモのでん粉に、主役を譲ってい
ます(^J^)

また一つ変わっている事は、カタクリは、自分の種にアリの餌をつけ、アリ達にその種を運ばせるア
リ散布植物の代表種になっています。

Erythronium japonicum Decne.

カタクリ(片栗)の花

うつむき加減に咲く花、カタクリ。群生地に咲くカタクリ(片栗)は、見事でしょうけど私は一度も見た
事がありまん。今後機会があれば、林一面に咲くカタクリの群生の様子を見てみたいです(●^o^●)

2010年3月29日

ショウジョウバカマ(猩々袴)~笹川流れ

Heloniopsis orientalis

ショウジョウバカマ(猩々袴)~笹川流れ

この所寒くて、笹川流れの山野草も未だ花を咲かせてはいないかな~と視察を兼ねて近くの山へ 行って来ました。
そしたら、咲いてる、咲いてる^_^ 4月も間近だと言うのに雪がチラついている最近の天気(・・;)少し 呆れてしまいますが、マジ寒いです(笑)
Heloniopsis orientalis

ショウジョウバカマ(猩々袴)とは?

で、手始めに「ショウジョウバカマ(猩々袴)」をご紹介します。ショウジョウバカマは、ユリ科ショウジョウバカマ科の多年草です。山野のやや湿った所に生える植物で、草丈は10cm~40cm程。
地面を覆う様に根生する葉と、茎が一本生え、その先端に特徴的な花を咲かせます。
花色は淡桃色で、少し紫がかり、白っぽい色の個体もあります。

Heloniopsis orientalis Heloniopsis orientalis

ショウジョウバカマ(猩々袴)の名前の由来

ショウジョウバカマの名前の由来は、ピンクがかった花色を空想上の動物「猩猩(しょうじょう)」に見立てたと言われています。
そして、地面に広がった葉っぱを袴(はかま)に見立てているのです。

「猩猩(しょうじょう)」と言うのは、中国の伝説で言わば猿人の様な物を指すのでしょうか?顔が赤い猿の様な動物・・・と言ったところでしょう(笑)

次回以降は、「カタクリ(片栗)」「クザキイチゲ(菊咲一華)」等をご紹介して行きたいと思います(^_^)v

2010年3月18日

オニシバリ(鬼縛り)~笹川流れ

オニシバリ(鬼縛り)

オニシバリ(鬼縛り)~笹川流れ

3月も中旬を過ぎ、笹川流れの山々の林床では、オニシバリ(鬼縛り)が黄色い花を咲かせています。
オニシバリ(鬼縛り)は、ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の低木で、山地の林床等に生えています。この
植物の特徴は、秋に葉が芽吹き、翌年の夏には葉が落ちてしまいます。夏に葉が無くなる事から「夏
坊主(ナツボウズ)」と言う別名もあります。その他にナニワズ(難波津)と言う呼び名もあります。

鬼縛り(オニシバリ) オニシバリは、ジンチョウゲ科と言う事から、沈丁花に似た花を咲かせます。まだ春に成りきれないこ
の季節、林の中で咲く黄色い花は貴重な植物です。そう言えば昨年には、ナニワズ(難波津)としてご
紹介しています。(笹川流れのWebLog 2009/03/19投稿 ナニワズ(難波津)~笹川流れ

ナニワズ(難波津) 林の中ではこんな風にオニシバリが咲いています。笹等の植物と一緒に林床で生育しています。また
6月~7月頃に赤い実を付けると言う事ですので、注意して観察して行きたいと思います(^_^)v

2010年3月 6日

コハコベとオオイヌノフグリ~笹川流れ

コハコベ(繁縷)
コハコベ(繁縷)~笹川流れ
笹川流れの冬も終わりに近づき、やっと春の植物が姿を現しはじめました。ひょっとすると見過ごされ
るかもしれない小さな植物ですが、小さいながらも花を咲かせて自然の生命力を感じさせます。
上の画像は「コハコベ(繁縷)」です。ナデシコ科ハコベ属の小さな野草で、星形の小さな花を咲かせ ま
す。この仲間には「ミドリハコベ」「ウシハコベ」等々と何種類もありますので、見分けは難しいです。
コハコベは春の七草の一つに挙げられる植物で、現在の呼び名ですと「セリ」「ナズナ」
「ハハコグサ」 「コオニタビラコ」「カブ」「ダイコン」と「ハコベ」です。
まだ寒さで花が開き切っていませんので、これから温かくなってからまた撮影したいですね。しかもピ
ントも合ってないしー(^_^;)
オオイヌノフグリ
オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)~笹川流れ
そして続きましては、これまた小さな花ですが、今の野山で目立つ草花です。オオイヌノフグリ(大犬の 陰嚢)は、ゴマハノグサ科クワガタソウ属の2年草で、ユーラシア、アフリカ原産の帰化植物です。
この植物は藤青色の8mmから1cm程の花を咲かせ道端等で普通に見られます。イヌノフグリと言う、
あまりに悲惨な名前を付けられているので、見た目の可愛さから比べて極めて不遇な植物ですね(-_-;)
こちらの写真も、ピントがイマイチです(^^ゞ 新しく買ったレンズを未だ使いこなせていません。もっ
と練習しなくては(^^)
これからは植物の撮影が思いっきり出来るぞー!!と思ったのもつかの間、週間天気予報の雪マ
ークや雨マークが並んだのを見て愕然とした豆蔵でした(笑)

2010年3月 4日

春はそこまで~桑川海岸

In spring to there

春はそこまで~桑川海岸

ここ数日ですっかり春が近付いているのを実感します。今日も朝は放射冷却の影響で少し冷え込
みましたが、午前中は太陽も顔を覗かせ穏やかな一日となりました。

日本海笹川流れの海は穏やかで、沖合いの粟島もはっきりと見えました。

In spring to there 笹川流れの山には当然もう雪は残されてなく、溶けてしまってます。未だずっと奥の山には雪が残
されている様ですが・・・

笹川流れ遊覧船の今シーズンの運航開始は例年通り4月1日(木)からとなっています。船の運航
準備も3月8日から始まります(●^o^●)

A butterbur sprout
A butterbur sprout フキノトウも顔を出す:少し笹川流れの海岸から山手に入りますと、畑や土手等のあちこちにフキノトウ
が、沢山顔を出していました。フキノトウはキク科フキ属の多年草です。
フキノトウの事をこの地方では、「バンケ」と呼んでいます。天ぷら、フキ味噌等にして食べたいですね。
ほろ苦さが春を感じさせる山菜ですね。このところ「アサヅキ」も畑に植えた物が、伸びているそうで
す。今度手に入りましたら、ご紹介したいですね(*^^)v