2010年4月29日

表裏一体~ヤナギガレイ~天ぴ屋

The processing of the fish

表裏一体~ヤナギガレイ~天ぴ屋

今日は不思議な魚をご紹介致します。新潟県のイメージの魚として取り上げられている「ヤナギ
ガレイ(柳鰈)」ですが、これが話のタネとなっております^_^;

上の写真、解り難いですが、一応カレイの表(オモテ)側です。

The processing of the fish

アレ?少々ピントがずれている写真ですが、ご了承下さいm(__)m

そして次にこのカレイをひっくり返して、この画像は裏側・・・のハズですが、こちらも表(オモテ)で
した。つまりこのカレイは、両表で、裏が無い(白い部分)珍しいヤナギガレイとなっています。
普通、カレイと言うのは表(茶色っぽい面、上側の面)と裏(白っぽい面、下側になる面)に分かれ
ているのが普通ですよね。
また珍しいと言いましたが、実は時々両表で、裏の無いヤナギガレイが見つかります。流石に両
裏(どちらの面も白い)と言うのは見た事がありませんが(笑)

表裏一体と言う言葉もありますが、中にはこんな魚が水揚げされた魚に混じっているのですね。 多分突然変異でこの様なカレイが生まれるのだと思うのですが、とても不思議な事なんです。
The processing of the fish

ヤナギガレイ(柳鰈)の加工風景ですが、この魚のウロコを取るのにスチールたわし、金たわしを
使います。何と言っても加工する数が数だけに、上品に魚を扱っていてはとても間に合いません^_^;
そこで、誰が考え出したのか、魚のウロコ取りにスチールたわしを使うのです。

この方法の方が、包丁を使ってウロコを取るより何倍もの効率を実現します。
少々小振りなヤナギガレイ(柳鰈)ですが、焼いて食べると美味しいです。

The processing of the fish The processing of the fish

魚の加工~カナガシラ(金頭)

そして、もう一つ魚の加工風景をご紹介致します。それがカナガシラ(金頭)です。少々小粒なカ
ナガシラですが、このカナガシラを背割して(開いて)中骨を取ります。そして醤油・味醂ベースの
タレに付け込み、その後天日で干し上げます。
骨が固いカナガシラですが、こうして中骨を取ってあげるとお客様は、とても食べやすいと
ご好評を頂いております。

ヤナギガレイカナガシラ(開き)をお求めお客様はこちらまで

2010年4月25日

天ぴ屋こだわりの『ゲンギョ(幻魚)』の一夜干し

Bothrocara hollandi

天ぴ屋こだわりの『ゲンギョ(幻魚)』の一夜干し

ゲンギョ(幻魚)は、正式名:ノロゲンゲ(野呂玄華)と言い主に日本海で水揚げされています。
スズキ目ゲンゲ科シロゲンゲ属の魚類で、新潟県の上越地方、富山湾の各地で水揚げされている
ものが有名となっています。

生の物は、吸い物、味噌汁等で食べるとトロッとしたコラーゲンがたっぷりで、女性のお肌にも良い
と言われています(笑)また唐揚げで食べても美味しい様です。

もともとゲンギョは、下魚と呼ばれ低い扱いをされていましたが、最近先に上げた新潟県上越地方
や富山県での干物加工され、またコラーゲンを多く含んでいると言う事で注目されています。

Bothrocara hollandi
当店では、このゲンギョ(幻魚)を内臓を取り、串に刺して干物にしました。風も冷たい時期の限定
品で、天候にもよりますが、5日間程で干し上げます。

天ぴ屋では、このゲンギョ(幻魚)を1パック10尾入り 500円(税込)で店頭、ネットショップで販売
致します。季節限定品、数量限定品となっておりますので、ご希望のお客様はお早目にお買い求め
下さい。

【お買い求めはこちらから】
笹川流れの地魚処 天ぴ屋 : 天ぴ屋こだわりの『ゲンギョ(幻魚)』の一夜干し

2010年4月22日

とうふ工房矢代さんからの贈り物

Tofu of Yashiro

とうふ工房矢代さんからの贈り物

先日、妙高市のとうふ屋けんちゃんさんご一行様が、笹川流れにお越し頂いた事をご紹介しまし
た。その二日後、とうふ屋けんちゃんさんから、お荷物が弊社に届きました。

中身を開けてビックリ。中にはとうふ工房矢代さんの豆腐製品が一杯入っていました。お豆腐、が
んもどき、おから等々色々頂いちゃいました。あまりに美味しそうで、早速料理に使わせて頂きま
した(*^^)v
けんちゃんさん、どうもありがとうございましたm(__)m
ネット上での交流が、やがて実交流に発展しました。つくづくブログをやっていて良かったと思い
ました(^^)/
Wasabi

ワサビ(山葵)~笹川流れ

笹川流れの近くの畑でワサビ(山葵)の花が咲いていました。ワサビと言うと清流の中で栽培さ
れるのを思い浮かべますが、フツーに畑でサワビが作られていました。やはり、田圃のセキから
流れる水で湿っていましたが(^^ゞ

この様に、サワビの花は意外と?白く小さな可愛い花を付けます。春先に咲く、この花は絶好の
撮影素材になっています。

Wasabi 英名で「Wasabi」と書くワサビ(山葵)です。アブラナ科ワサビ属の植物ですが、独特の香りと辛さ
を備える、地下茎をすりおろした物がいわゆる「ワサビ」ですね。先述した様に、清流の水ワサビ
もあれば、畑で育てる陸ワサビもあります。笹川流れの農家の方が栽培しているのが、後者の陸
ワサビで、お正月料理で、茎や葉を刻み、「オビラ」と呼ばれる郷土料理に入れてツンとする辛さ
を楽しみます。その料理名は「ワサビ」です(笑)

「オビラ」と呼ぶのは、新潟県の郷土料理、「のっぺい汁」の地方名です。その土地土地によって
呼び方も違いますし、使用される具材、作り方等にも違いがある様です。旧村上市周辺では、こ
の料理を「大海(だいかい)」と呼んでいます。

2010年4月16日

梅開花と鬼縛り~笹川流れ

Prunus mume

梅の開花~笹川流れ

新潟県内でも上越の方から次々と桜の開花が伝えられています。ここ笹川流れでも、桜が咲いてい
る木もチラホラ出て来ました。

それでは早速桜の花を・・・と言いたい事ですが、未だこちらでは桜が綺麗に咲いていません。
その前に先日笹川流れ近くの山で撮影した、梅の花をご紹介致します。

Prunus mume
梅の花は桜の影に隠れがちですが、実際はとても綺麗で可愛い花を咲かせますよね。
表現は難しいのですが、私は梅の花の優しい感じが好きです(*^^)v
桜より一足先に咲いた梅花。未だ寒いながらも心をほんのり温めてくれました。

Daphne pseudo-mezereum

オニシバリ(鬼縛り)~笹川流れ


オマケに?先日もご紹介しました、オニシバリ(鬼縛り)をUP致します。この頃になると、周りにはカ
タクリ、ショウジョウバカマ、山葵等々の花が咲いていますので、オニシバリの周りも少し賑やかに
なりました。中でも黄色い花を咲かせるオニシバリもしっかり存在感がある植物です。

夏になると葉を落として坊主の様になってしまう事から、「夏坊主」とも呼ばれている植物です。その
夏にも撮影してみたいですが、夏場は周りの草も生い茂りますから「夏坊主」を見つけるのは難しい
かもしれませんね^_^;

2010年4月13日

第24回笹川流れマラソン大会~笹川流れ

A Sasagawanagare marathon meet

第24回笹川流れマラソン大会~笹川流れ

少し前の話になり恐縮ですが、4月4日(日)に第24回笹川流れマラソン大会が好天の下、開催さ
れました。コースは「3km」「10km」「ハーフマラソン」の三種で、男女別、年齢別にエントリーされま
す。今年も2,000人を越えるランナーが、健脚を競いました。

A Sasagawanagare marathon meet 笹川流れマラソン大会の魅力は、何と言っても名勝笹川流れの風景を見ながらマラソン出来ると言
う点でしょう。でも、ランナーは景色を見る余裕なんて無いかな?(笑)
例年は雪が降ったり霰が降ったりと、4月の第一日曜日と言う事もあり、寒くなるのが常ですが、今
年は見事に上天気となりました。

桑川港入口前もコースとなっていますので、目の前を沢山のランナーが駆け抜けて行きました。マラ ソンの為、通行止めですので、遊覧船も午前中一杯お休みですので、従業員は沿道に出てラン
ナーを応援しました^_^
応援している我々も、ランナーの老いも若きも、男性も女性も、皆さんの真剣な走りで圧倒されまし た。(*^^)v
The setting sun of the spring

春の夕日~笹川流れ

この日はとても天気が良かったので、夕日を見る事が出来ました。水平線に沈む頃には薄雲に覆
われてその瞬間を見る事は出来ませんですたが、今年初とも言える夕日の撮影となりました。

2010年4月10日

ノロゲンゲ(幻魚)~笹川流れ

Bothrocara hollandi(Jordan and Hubbs)

ノロゲンゲ(幻魚)~笹川流れ

今年は例年に無く、ノロゲンゲ(幻魚)が旧山北町で水揚げされています。
ノロゲンゲ(幻魚)ってご存知でしょうか?最近コラーゲンたっぷりのノロゲンゲ(幻魚)が、美容に良 いと話題になっているとか、ならないとか(笑)

ここ旧山北町の笹川流れでは、ノロゲンゲは底引き漁によって水揚げされる深海魚です。体全体 が、寒天の様にプルプルして柔らかいです。
もともとは漁で網に一緒に入って来て捨てられていた「下魚」ですが、澄まし汁にしたり、唐揚げした り、また干物にしたりと徐々に食べられる様になって来ました。

当店でもノロゲンゲを干物にしています。腹を割いて内蔵を取り出し、串にさして天日干しします。
水分が殆どなくなって、ほっそりとするまで干し揚げるのに3日位かかります。新潟県ですと、上越
地方がノロゲンゲの干物が有名な土地です。

Bothrocara hollandi(Jordan and Hubbs)

ノロゲンゲ(幻魚)の干物~笹川流れ

当店でもノロゲンゲを干物に加工しています。
串にさして天日干しするのですが、味付けは一切無しです。ノロゲンゲ10本で500円で、天ぴ屋店頭にて販売しております。

Bothrocara hollandi(Jordan and Hubbs) ちょっとPOPで、遊んでみました(笑)
コラーゲンたっぷりですよ。如何です、奥さん!!
安定した水揚げが今後もあれば、ネットショップでも取り扱いしてみたいです(*^^)v

2010年4月 5日

カタクリ(片栗)~笹川流れ

Erythronium japonicum Decne.

カタクリ(片栗)~笹川流れ

笹川流れの近くの山にカタクリ(片栗)が花を咲かせ始めました。例年並みの早さでしょうか。
寒さの中でも、春の花は咲く時を知っている様です。
まだ咲き始めで、開いている花は見当たりませんでした。もう少しすると、満開の時を迎えるのでしょ
うね。

Erythronium japonicum Decne.

カタクリ(片栗)の芽

所々、カタクリ(片栗)の芽が地中から出始めていました。まだまだカタクリの花を楽しめる時があり
ますね。上の画像はカタクリの花芽です。今地中から次々と芽を出している所です。

カタクリ(片栗)は、ユリ科カタクリ属の多年草です。林や森の林床に生育します。下向きに咲く紫色
の花が印象的な花ですが、春先に開花、結実して、夏には地上部が枯れてしまいます。こう
言った植物を「春植物」と呼ぶそうです。

カタクリの球根(正確には鱗茎)には、良質のデンプン質が含まれており、その成分を抽出・乾燥さ
せたものを、昔から片栗粉として利用されています。今ではジャガイモのでん粉に、主役を譲ってい
ます(^J^)

また一つ変わっている事は、カタクリは、自分の種にアリの餌をつけ、アリ達にその種を運ばせるア
リ散布植物の代表種になっています。

Erythronium japonicum Decne.

カタクリ(片栗)の花

うつむき加減に咲く花、カタクリ。群生地に咲くカタクリ(片栗)は、見事でしょうけど私は一度も見た
事がありまん。今後機会があれば、林一面に咲くカタクリの群生の様子を見てみたいです(●^o^●)